住宅性能

住宅性能

Lohas-style House

オガワホームの家づくり

このまちにぴったりの、私たちだけの家。

オガワホームは、「健康」や「安全」といった人が暮らしていく上で大切なテーマを、ただのブームと捉えて表面的な宣伝材料にすることはしておりません。
1970年の設立以来、地域のお客様の信頼によって支られ、最高レベルの本物の健康住宅を目指して日々技術を追求しています。
今私たちに出来ることは、この“本物の健康住宅”を普及することです。

呼吸する家

オガワホームは通気断熱WB工法を採用しています。
「通気」=夏の過ごしやすさ「断熱」=冬の暖かさ W=ダブル(空気と湿気)B=ブレス(呼吸)

1.夏涼しく冬暖かい 通気断熱「WB工法」

WB工法とは、夏は自然の上昇気流を利用して住宅内の無駄な熱を排出し、冬は暖房した空気を逃がさないよう開口部を閉じることで、冷暖房に使う電力を出来るだけ減らすことができる工法のことです。オガワホームの住宅は基本的にこのWB工法を取り入れています。夏と冬の切り替えを行う際も換気口の開閉も自然の温度を感知して自動的に開閉できる仕組みになっているため、電力を消費することなく、節電対策に効果的です。

2.温熱環境の実現

冬の極端な寒さは、血管疾患を招き命に関わることもあります。冬でも暖かさを保つためには「断熱」が不可欠です。本来、通気と断熱は相反する状態となり、両立することは大変難しいとされてきました。ですが、WB 工法はこの通気と断熱を両立させ、冬でも十分な断熱性を確保。住宅内に夏冬快適な環境をつくりだします。

3.健康な生活は呼吸から

人間は、気管支呼吸と皮膚呼吸をして生きています。気管支呼吸は空気を体内に取り込み、皮膚呼吸は汗を出すことで老廃物を出し、体温を調節しています。家も人と同じように呼吸をしなければ『健康』に住むことはできません。気管支呼吸のように壁の中に空気を通して、皮膚呼吸のように壁から湿気を排出する。この二つの呼吸で室内の有害物質を排出し、室内の環境を常にクリーンに保ちます。

基礎構造

オガワホームの基礎構造は「耐震等級3=最高等級」
建築基準法で定められた基準の1.5倍の強度を満たしたものが、耐震等級3に値します。

1.防湿3重構造で湿気防止

住宅の品質確保の促進等に関する法律では、以下のどちらかが求められます。
①厚み60mmのコンクリートを床下全面に設ける事
②床下全面に防湿シートを敷き込む事
オガワホームの施工はコンクリートだけでも基準を大きく上回りますが、防湿シートも非常に重要だと考えています。なぜなら、コンクリート60mmの4~5倍の透湿抵抗を持つからです。これらの徹底した対策で木造の天敵(湿気)から建物を守ります。

2.耐震性能に直結するアンカーボルト

土台と基礎とをつなげる役目を持つのがアンカーボルトです。このアンカーボルトの施工方法は大きく分けて「田植え方式」と「固定方式」の2つあり、オガワホームでは「固定方式」を採用しています。コンクリート打設前に固定するという方法をとるため、位置、高さ、本数、垂直の精度が絶対条件になりますが、その分「田植え方式」よりも精度が高く、住宅の強度をより確かなものにします。

3.より強固な基礎を求めて

一般的に木造の基礎幅は150mmに設定している会社が多いようですが、「より強固な基礎に」を合言葉に当社の基礎幅は180mm。圧縮力に強くなったのは当然ですが、かぶり厚さをきっちり確保する事にも役立ちました。また、基礎工事における最大のこだわりは、「基礎天端(基礎の上側の表面)の水平誤差±0.5㎜」という徹底した社内基準。基礎が水平でなければ家は垂直に建ちません。当然のことだからこそ、基礎工事の際にはお客様にも自分の目で確認していただいています。こだわり抜いたこの技術力をぜひご覧ください。

構造躯体

オガワホームの構造は、日本に古くから伝わる木造軸組み構造です。

1.木造軸組工法(在来工法)とは

日本に古くから伝わる建築工法で、柱の上に梁をのせて構造体をつくる事から、軸組工法とよばれています。基本的に柱、梁、筋交いといった縦横斜めの木の柱で軸をつくり、各方向から加わる力を支えます。接合部分は、凸(ホゾ)部分と凹(ミゾ)部分とを正確に刻んでかみ合わせ、金物で補強します。昔は熟練した技術が必要でしたが、今日ではコンピュータ制御によって工場で大変精密な加工も可能となり、工期は大幅に短縮しています。

2.経験値を活かした床組み

20年以上も前から「軸組工法」と「2×4(ツーバイフォー)工法」の両方を手掛けていたことにより、早い段階から「剛床工法」などと呼ばれる両方の長所を兼ね備えた床組みに辿りつきました。土台・梁と合板が一体となることで、2×4と同様の強固な床構造を実現しただけでなく、床合板には28㎜のサネ付構造用合板を採用。サネ付とすることで床構造の一体性を高め、反り上がり防止にも役立っています。

3.間取りの自由度が広がる壁構造

オガワホームの壁構造は、柱と梁・筋かいと接合金物で構成されています。2×4工法で使われる「2×4インチ(約5×9㎝)」という細い材料で構造耐力を出すためには、耐久壁(=地震や風などの横からの力に抵抗する能力をもつ壁)の配置にも厳密なルールがあり、後からそれを変更することは非常に困難です。一方、オガワホームの軸組工法で用いる太い柱は単独で(点で)力を負担することができるため、間取りの自由度や増改築の際の利便性が大きく広がります。